Silverstack Labとは?
高速で透明性の高いワークフローを通じて、試写用デイリーを安全に生成・配布するプロセスをもたらします。
Silverstack Labは、映画製作におけるミッションクリティカルなデータ管理と試写デイリー生成タスクのに特化した業界標準ソフトウェアです。撮影部内、撮影現場の近くの拠点や、デジタルラポ、ポスプロ施設を問わず利用できます。
Silverstack Labの心臓部には、メタデータを収集しながらすべてのメディアファイルが登録され、情報が構造化、追跡できるプロダクションライブラリが備わっています。
このプロダクションライブラリは、透過的で半自動かつ完全に管理されたメディア資産フローの基盤を提供します。チームメンバーは、ルックマッチング、音声が同期された目的のレビュー対象を簡単に確認できます。
Silverstack Labは、最新のApple Siliconテクノロジーを利用し、高品質なデイリー生成と高速なトランスコーディングを実現します。映画業界で働くプロフェッショナル達の理想的なソリューションです。
- フレーム ライン、メタデータやウォータマークの焼き込み、各種主要フォーマットへの出力が可能で、個別の要求に対応できるデイリー生成機能。 自動ルックマッチング、オーディオ自動同期処理で有利に作業できます。
- すべてのショットと取得した映像データ、バックアップとトランスコード結果、進行中や完了済みを問わず常に正確で最新のメタデータライブラリを保持し、転送を追跡します。ワークフローのすべての部分をまとめて一元管理できる環境に取り込むことが、プロジェクトの成功の鍵です。
- 主要なRAWシネマカメラファイル形式のネイティブ再生や各種編集システムやデイリー向けのトランスコードを単一のソフトウェアで対応し、自由度を高めています。
- チーム全体にわたってプロジェクトデータの透明性を向上することで、ソフトウェア内またはクラウドシステム経由で、データ資産にまつわるすべての最新情報に誰でもアクセスできるようになります。
- Apple Silicon、Metal APIのパワーを余すこと無く使い、息をのむようなパフォーマンスを獲得しました。高解像度再生や高速なデイリー生成と配布に活躍します。
コラボレーション
オペレーターとチーム全体の間で可視性とコラボレーションを強化。生産性の高い基盤を構築します。
どこでもデイリー生成
撮影現場そしてインハウスで映像素材の責任者にとって、Silverstack Labはプロフェッショナルがより多くの仕事を成し遂げるための手段となります。
優れた連携機能
Silverstack Labは、主要映像編集ソフトウェアおよびWebデイリープラットフォームと連携します。
クリップとルック、そしてオーディオ同期の自動化
トランスコード素材の準備
意図した映像表現を撮影現場からポスプロ工程へ的確に伝達するには、映像に対応したルックと音声の同期が欠かせません。Silverstack Labの同期ウィザードは、タイムコードを使用して、対応するオーディオクリップとビデオを自動的に検出して一致させます。インポートされたルックも同様の方法で照合され、ビデオクリップに自動的に適用されるため、デイリー生成の準備がより迅速かつ簡単になります。
デイリー生成のための高性能トランスコードエンジン
Macの性能を余すこと無くフル活用
映画製作の円滑な進行には、画質に妥協することのないデイリーを迅速に配布できることが不可欠です。Silverstack Labは、撮影データのオフロード、メタデータの記録、デイリー生成処理を高速化します。AVID DNxHD/DNxHR、ProRes、H.264/H.265 (HEVC) など、各種出力形式と解像度でクリップを同時にトランスコードします。1 台のマシンで作業している場合でも、プロダクション全体で複数のマシンで作業している場合でも、トランスコーディングプリセットにすぐにアクセスできるため、複雑な撮影環境でのデイリー生成のワークフローが大幅にシンプルになります。
カメラ1台だけの小規模な仕事でも、3カメラ編成のCM撮影でも、はたまたカメラを5台運用するステージショーであれ、あらゆる規模の撮影で撮影現場からポストプロダクションへのデータ搬送に、Silverstack Labが頼みになる
DIT、Ryan Nguyen氏
多岐にわたるトランスコーディングコンフィグレーション
撮影現場ごとのニーズにあわせてデイリー出力を調整
撮影プロジェクトや現場ごとで、試写用デイリーに求められる要件が異なる場合でも、Silverstack Labをつかえば、フレームラインやダイナミックメタデータの焼き込みなど撮影現場ですぐにトランスコード設定を変更調整できます。さらにさまざまな解像度への出力やコンテナ形式、コーデック、カスタムビットレートなど設定項目を備え、製作ごとに異なる要求にも対応できます。詳細な設定項目とプリセットを駆使して、DIT担当者が自信をもって撮影現場に適切なデイリーを生成することができます。
Silverstackのライブラリですべてを一元化
すべてのメディアを1か所に
Silverstack Lab の包括的なライブラリは、収録データの受け入れ時にすべてのクリップ、ルック、オーディオ情報を自動的に保存します。また、生成されたトランスコードファイルにも、すべての重要なデイリー情報が追跡および記録されます。すべてのメディア資産を1か所に集約できることで、デイリー生成のプロセスを簡単かつ迅速に管理し、常に時間内に適切に配布できるようになります。
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カメラとルックメタデータをクラウドでさらに活用
オフロードとトランスコード作業を複数のMacで並列処理できます。ShotHub経由でクリップライブラリを複数のコンピュータ間で同期させ、タスクを分散させて効率化を図れます。
クラウドを通じて自動的にすべての情報が双方向でリアルタイムに更新されます。たとえば、1台のMacでオフロードとバックアップを処理しながら、もう1台のMacで同期された情報をつかってデイリーのトランスコード出力や他の作業をこなすなど、複数のマシンで異なるタスクを同時並列処理できます。
詳細情報サードパーティーとの連携
あらゆるワークフローにピッタリ
Silverstack LabはAvid Media Composer、Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro、DaVinci Resolve など、各種主要編集ソフトウェアに直接メタデータを転送できます。
Webgate.io、COPRA など、各種デイリープラットフォームとの優れた連携機能を備えています。
DrylabとFrame.ioでは、クリップと広範なメタデータ情報を直接転送できます。
Silverstack Labの高速トランスコーディング性能とウェブベースのデイリープラットフォームの連携によりメタデータを最大活用することで強力なデイリーワークフローを実現します。